婚活戦略コンサルティング事務所

「婚活をマーケティングで科学する」ことを目的にした婚活ブログ。自分磨きも良いけど、自分はそのままに価値だけを上げることが最終ゴール。

マーケティングから考える「婚活市場価値」とは?~その2:なぜ市場価値を高めるのか~

婚活は残酷です。(再掲)

 

前回コトラーの言葉から、価値とは何か?を解説しました。

 

「価値」とは、知覚された有形および無形のベネフィットと顧客にかかるコストである。(BY コトラー 

 

これを言い換えると、下記になります。

 

価値とは、「共通の価値観を持つ人間同士で理解できる、具体的or抽象的に相手の欲望を充足させるもの。そしてその裏返しとして相応のコストを払う意味を理解できるもの」

 

婚活市場において、「相手が欲しいと思い、それをお金や時間的コストをかけても惜しくない」と思えるものが価値となります。相手に理解できない(≒言葉で伝えられてない)ものに価値はゼロ。過去~将来の時間とお金を捧げても良いと思える価値を提供できないと価値はゼロ。なんともハードルが高いですね。

 

ここまで記載すると「その価値の上げ方を早く教えろや!!!」という非常に性急な方がいると思うのですが、そんな哀れな方には「うるせぇ戦略を立てる前に戦術ばっか気にしてて上手くいくわけねぇだろ」的なことを戦国武将の誰かが言っていると思いますので、そちらを参照してください。

 

さて今回は、「なぜ価値を上げる必要があるのか?」になります。

 

「なぜ価値を上げる必要があるのか?」

大きく分けると、2つの理由からです。

・価値が高まると、相応の男性からアプローチが増える(当たり前)

・価値が高いと大事に思いたくなるバイアスが働く(未来ベクトル)

 

解説していきます。

価値が高まると、相応の男性からアプローチが増える

あなたの価値が高まると、あなたという商品を求めるユーザーは増えていきます。単純に選択肢が増えるわけです。「選ばれるのを待つ婚活」から、「選ぶ婚活」にシフトできます。婚活の主導権を大いに握れるわけです。また、冒頭の言葉から考えるに、婚活男性はコストを支払ってもいい(=それだけの価値のある)女性を探しています。あなたの価値が高まれば、それだけ高いコストを支払える男性の層が増える、という算段ですね。

また、価値を高めることで、競合相手が減っていきます。婚活市場において、男性女性に関わらず価値の高さと数はピラミッド型になります。価値のピラミッドの上位に行けば、競合するライバルの人数は必然的に少なくなります。競合の少なさはかなりのアドバンテージです。

 

価値が高いと大事に思いたくなるバイアスが働く(未来ベクトル)

この記事で最も伝えたかったのはここです。

 

人間の心理的に、価格が高いものに関してはその元を取ろうと大事にする性質があります。逆に言えば、低価格で手に入れたものは雑に扱う傾向にあります。一例をあげます。

あなたが大事にしている服とそうでもない服の違いは何ですか?

 

思い入れのあるものとかの反例はあると思いますが、多くの場合それは値段と正の相関関係にあると思います。安かったものは雑に扱っても「まぁいいか」となりがちですよね?これが婚活にも言えるのです。怖いですね。

婚活男性は「自分の資産(時間・金銭)を支払うに値する女性はどこ?」ということを考えて婚活市場に乗り込んで来ています。ここには経済活動の論理が存在しており、「いかに良い買い物をするか?(=以下に手持ちのお金で最大の価値を手に入れるか?)」という行動の原則があるのです。(男性も女性も同じことを考えていますね)

そしてあなたに対し、相応のコストを投じて、あなたを射止めようとするわけです。ここで重要なのが「相応のコスト」という点。あなたの価値が低ければ支払うコストも少なくなり、「安く手に入れられたもの」という扱いになってしまいます。

婚活は結婚するためのもの。そして結婚とはあなたが死ぬまでに幸せに過ごすためのものです。「安く手に入れられたもの」の扱いになってしまうと、本来の目的のはずの幸せな結婚生活というものが危ういのです。(筆圧強め)

 

だからこそ、少しでも高い価値を持って婚活に臨まなければならないのです。価値の低さを「精一杯尽くします♡」とかやっているとあっという間に買いたたかれるのです(筆圧MAX)

 

価値の高める必要性についてご理解頂けましたでしょうか。次回は、お待ちかねの「どうやって価値を高めるのか?」というお話です。

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